お口にトラブルが起きる前に
予防歯科は虫歯や歯周病など、歯のトラブルが起きるのを未然に防ぎ、歯の健康を保つためのものです。
歯が健康な時からお口の中をチェックし、虫歯・歯周病の検査、定期清掃、歯磨きや食生活の指導、唾液やかみ合わせの検査を行います。
以前は、虫歯や歯周病が悪化してから歯科医院に行くという人が多く、歯科的治療のみを目的とし歯を削ったり、修復で健康を取り戻そうとする傾向が強かったようですが、現在では修復した部位の疾患の再発や、その他お口の中の諸問題の予防とコントロールしていくことが大切だという認識が広がりつつあります。
「口腔管理体制強化型歯科診療所」として認定されました
裏参道RISE歯科クリニックは、国の定める基準を満たした歯科医院として、「口腔管理体制強化型歯科診療所(口管強)」の認定を受けています。
この制度は、これから迎える超高齢社会や医療費の増加を見据え、「健康で長生きできる人を増やすこと」や「地域に根ざしたかかりつけ歯科医の普及」を目的としています。
認定を受けた歯科医院には、医療・介護に関する幅広い知識や見識が求められ、地域住民の口腔衛生向上にも積極的に取り組む姿勢が必要とされます。
裏参道RISE歯科クリニックでは、この認定により、予防歯科などを保険の範囲内で受けやすくなっており、患者さまにとってもより安心して通える環境が整っています。
“口腔管理体制強化”(口管強)の簡単な基準
重症化を予防、長期的な治療を提供してきた実績がある
特別な研修を受けた歯科医師や歯科衛生士が常勤している
感染対策を万全に行い、万が一の時にも対応可能
在宅医療を行う医療機関や、地域と密着・連携
このように“口腔管理体制強化”(口管強)を満たす歯科医院は、自院の患者さまだけでなく地域のみなさまの口内環境の維持・向上に努め、万が一の事態に対応できるように、人員や環境を万全に整えている医院です。
子供からご高齢の方、歯科受診が難しい方でも安心して受診できます。
患者さまが “口腔管理体制強化”(口管強)を選ぶ
3つのメリット
① 予防歯科・フッ素塗布の保険適用回数が増えた
虫歯予防のためのフッ素塗治療は、一般的な歯科医院では3ヶ月以上の期間を空けないと再び保険適用で治療することができません。
しかし、“口腔管理体制強化”(口管強)の認定を受けた歯科医院では、毎月保険適用で治療が可能です。
② 歯周病の安定期治療
歯周病安定期の治療とは、歯周病の再発防止のためにクリーニングを定期的に行う治療のことです。(歯垢・歯石・着色汚れの除去)
こちらもフッ素塗布と同様に、一般的な歯科医院では3ヶ月以上の期間を空けないと再び保険適用で治療することができません。
しかし、“口腔管理体制強化”(口管強)の認定を受けた歯科医院では毎月保険適用で治療が可能です。
③ 安心・安全
滅菌・消毒のための設備があり衛生面で安心ができる、感染症を持つ患者さまが治療を望む場合に適切に応じることができる、自動体外式除細動器(AED)や救急蘇生セットなどがあり治療中以外でも万が一の事態に対応ができることを意味しています。
“口腔管理体制強化”(口管強)は歯科医院選びの1つの基準になります。
以上のようなメリットから、“口腔管理体制強化”(口管強)の認定の有無は、歯科医院を選ぶ基準のポイントの1つになります。
“口腔管理体制強化”(口管強)の厳しい認定基準を満たす歯科医院は、全国でも約18%程度だと言われています。予防歯科は一生涯を通して患者さまの口腔の健康を見守る場です。
可能な限り安全に、安心して歯科医療を受け、長きにわたってよい関係性を築くために、“口腔管理体制強化”(口管強)に認定されている私たち裏参道RISE歯科クリニックをお選びください。
どんなことをするの?
人によって虫歯や歯周病のリスクは異なります。検査結果を元に患者様に合った予防措置を行います。
口腔内のチェック
虫歯・歯周病の検査
唾液・噛み合わせの検査
口腔機能検査
歯磨きや食生活の改善
定期清掃
予防歯科治療の流れ
初診
患者様が感じているお口の問題や受診に対してのご要望をお聞きします。口腔内検査(虫歯、歯周病、唾液、かみ合わせの検査)や、必要に応じて応急処置を行います。
治療方法、方針のご説明
検査結果を元に患者様のお口の状態や今後の方針の説明、治療費のご相談などを行います。
治療開始
計画に沿った治療を行います。
治療終了
治療が完了しましたら、今後の定期検診の期間や間隔についてをご相談の上決定します。
定期検診
治療後の経過や、他に問題が発生していないかチェックします。その他、歯のクリーニングや、必要に応じてブラッシングなどの指導を行います。
よくあるご質問
自分でしっかり歯磨きをしただけではだめですか?
どんなに歯を磨くのが上手な方でも歯ブラシで磨いているだけでは、どうしても磨き残しが出てしまいます。
歯ブラシだけでなく糸ようじも使用して、歯と歯の隙間をきれいにしましょう。
定期検診を通して歯科医院でクリーニングをすると、なお効果的です。
フッ素はどんな働きをするのですか?
フッ素には丈夫な硬い歯を作り、虫歯になりにくくする働きがあります。
普段の生活の中でもフッ素入りの歯磨き粉やマウスウォッシュを使用することをおすすめします。
医院内でもフッ素の塗布を行っております。
子どもの歯ブラシはどのようなものを選べば良いですか?
お子様の歯ブラシを選ぶ際は次のものがおすすめです。
1.歯ブラシのヘッド部分が小さく使いやすいもの
2.毛先の短い、力を入れて磨けるもの
キシリトールは歯にどういいのですか?
キシリトールは他の糖分に比べ、虫歯の発生を少なくすることができます。